2008.10.08
全裸のスペイン語男、皇居のお堀を遊泳
きのうは日経平均1万円割れのあと、もうひとつすごいニュースが出てきた。

産経ニュース - 全裸のスペイン語男、皇居のお堀を遊泳
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071354025-n1.htm



<7日午前11時半ごろ、東京都千代田区皇居外苑の皇居外堀に男が入り込んだと通行人が近くの交番に通報した。男は堀の中で泳いだり、石垣に上ったりしたが、約1時間半後の午後1時ごろ、堀から出てきたところで警視庁丸の内署員に取り押さえられた>。

<警察官らがボートで近づき、さすまたで取り押さえようとしたが、水中から水をかけたり、石をなげたりして抵抗した。
 男はあきらめたのか、自分で堀から出てきたところで取り押さえられたが、全裸だった。スペイン語のような外国語を話しているという>。

痛いニュース - 全裸の外国人が皇居のお堀に飛び込み遊泳&警官相手に大暴れ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1181137.html






この様子を映した動画がYouTubeに上がっている。

The British man swam in the moat in Imperial Palace
http://jp.youtube.com/watch?v=0WHTtMwodcM



私はきのうからこの動画を何度も見て、笑いが止まらなくて困っている。1年分くらい笑った。

この全裸の外人、狙っているのか天然なのか、動きが実に良くて、すばらしい瞬間がたくさんあるのだ。石垣を登りきって、だんだん加速していくところ、警察官とのにらみ合い、警察官に追われてまたお堀に飛び込むところ、石垣に登って尻を締めているところ、登りきって棒のように倒れるところなど、要所要所で笑いをとっている。





ただでさえ、皇居の整然とした雰囲気が現実離れしているうえに、そこで全裸の外人と警察官が追いかけっこしている映像はあまりに非現実的で、まるでゲームみたいだ。パックマンとか、平安京エイリアンみたいな感じ。お堀の石垣を登るところも、クレイジークライマーみたいだ。やはり全裸なのが大きなポイントだろう。

お笑いとしても、アートとしても、奇跡的な完成度だと思う。

この珍事件を笑っていられる日本は、ホントいい国だ。まさにCool Japan。