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中田カウス襲撃の背景

2009-01-12 | 日記

吉本のベテラン漫才コンビ中田カウス・ボタンのカウス(59)が、愛車のベンツに乗車中襲撃された。 

場所は大阪・中央区の信号待ちの交差点。
かねてから、暴力団との交際が噂されていた。
ここ2,3年の間でも、吉本興業の内紛にカウスの名前が出ていた。 

西川きよしや、笑福亭仁鶴、桂三枝ら大御所がいるにも関わらず、同社内の最高顧問(現在は退任)に就くなど、不可解な組織形態だった。
04年5月ごろ、吉本興業の元中邨秀雄会長が不正経理などにより着服したとされる現金の一部約7000万円について、当時の経営陣から依頼され、“取り立て”を行ったとされる。
大阪府警捜査4課は、07年11月にカウスを任意で、一連の“取り立て”が恐喝ではなかったのか、事情聴取。
が、立件はされていない。
中邨元会長の退陣にも関わっているなど、警察も内偵を繰り返し、今にも逮捕か?とメディアの注目を浴びていた。 

ところが、ここ最近は その噂が消えていた。 

そんな矢先の襲撃事件。 

バイク、フルフェースのヘルメット、若者、金属バット、信号で停車中の車、助手席の窓を割って攻撃。 

まるで10年ほど前に桂ざこばがABC放送(大阪・大淀)からの帰宅途中に襲撃された当時の情景とそっくりそのままだ。
ざこばは暴力団追放キャンペーンの落語をやっていたみせしめにされたものだった。 

中田カウスのケースはそれとは、異なるもの。
明らかに違うが、やり口は同じ。
それほどケガさせるわけではなく、恐怖感を与えるだけの襲撃とみられる。

暴力団が使う手口のひとつだ。
「いうこと聞かなければ、次はエスカレートするぞ」という第一弾。
運転席には付き人の女性ドライバー。
カウスは助手席。
その助手席を停車中の交差点で襲っている。
日曜日で交通は混んでいない。
行動パターンを熟知している組織の仕業は明らかだ。 

「わしは大物ヤクザと交際している」
常々、カウスは公言してはばからない。
それが興行の世界で、どれだけの大きなパワーになるかを、カウスは知っている。

暴力団幹部らの宴会や子息らの結婚式などに「余興」として、呼ばれる芸人は表ざたにはなっていないが、数多くいる。
そんなズブズブの関係と、今回の襲撃事件は表裏一体。 

大阪府警南署の厳重警戒のもとカウスは12日、舞台(なんば花月)に復帰する。

「ワシにはバックがいる。脅しには乗らんぞ」という襲撃した組織へのカウスの挑戦がのぞく。カウス襲撃の余波は、さらに深まり、混迷を深める要因になりそうだ。 

しばらく中田カウスが謹慎して、ほとぼり納めていれば、沈静化していただろうが、カウスのこの挑戦的な舞台は、相手組織を刺激しかねない。
それとも、守られている?
中田カウスのバック対襲撃させた闇の世界。

裏社会の構図が、深く静かに潜行していく。
警察が緊張感をもって動き出す様子が見える。

【NEWS引用】中田カウス(59)=本名・野間勝道=が9日夜、大阪市中央区のなんばグランド花月(NGK)から自家用車で帰宅中、信号待ちした近くの路上で何者かに金属バットで襲撃された。カウスさんは犯人との格闘の際、バットでこめかみをつかれ、顔などに軽いけが。犯人はフルフェイスのヘルメットなどで覆面をしており、犯行後バイクで逃走。大阪府警南署が傷害の疑いで行方を追っている。カウスは通常興行への出番を終え、劇場から自家用車で帰宅。午後8時45分ごろ堺筋(府道102号)に出て、「日本橋2」の交差点で信号待ちをしていたところ、後ろから来た何者かが金属バットで窓を割り襲いかかった。犯人は、覆面のようにタオルを顔に巻いた上、フルフェースのヘルメットをかぶっていた。バットでガラスを粉々に割り、さらにバットを突き出し、カウスのこめかみ付近を直撃。カウスは格闘の末にバットを奪い、車を走らせるように運転していた女性の弟子(24)に指示、最悪の事態は逃れた。犯人はその後、近くに止めてあったバイクで逆方向に逃走した。車には後部座席に、もう1人の女性の弟子がいた。カウスは自ら110番通報。その後、署まで出向いて詳しく説明した。

 ◆中田カウス「身に覚えがない。(理由は)何でか分からん。あちこち痛いんや」。

 

  

 



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